KOJIMA ROASTWORKS

秩父の深い山々から流れ出し、173キロの道のりを経て海へと注ぐ荒川。

その流れのそば、埼玉県寄居町に、KOJIMA ROASTWORKSの焙煎所があります。

この場所は、かつて地域の食を支えていた米穀店「津加屋(つかや)」の倉庫でした。
長いあいだ、お米を扱い、人々の暮らしに豊かな実りを届けてきた場所です。

建物の裏手には、今も稲荷神が静かに祀られています。
五穀豊穣を願う存在であり、同時に、私たちが毎日向き合う「火」にもゆかりがあります。

かつて、この場所にあったのはお米。
今、私たちが扱っているのは、世界各地から届くコーヒー豆です。

扱うものは変わっても、自然から生まれたものを大切に受け取り、火を使い、その持ち味を引き出して、人へ届ける。
その営みには、どこか変わらないものがあるように思います。

荒川が流れ、季節が巡り、人々の暮らしが続いてきたこの土地で、
私たちは今日もコーヒーを焙煎しています。

遠い土地で育った一粒のコーヒー豆が、ここ寄居で火と出会い、一杯のコーヒーになる。

その一杯に、この土地の時間と、私たちの仕事を込めて。

この場所から、世界に届く味わいのコーヒーを、これからも届けていきます。

KOJIMA ROASTWORKS

 

工事着工前の様子